はじめに
「セカンドカーって本当に必要?」

そう聞かれると、多くの人は「贅沢」「維持費が大変そう」と感じるかもしれません。ですが、特定の条件が重なると“必要性”に変わる瞬間があります。
今回は、私が愛車のランドクルーザー80(以下ランクル)と向き合う中で、なぜセカンドカーの必要性を強く感じるようになったのかを、実体験を交えて書いていきます。

セカンドカーが必要だと感じた理由
① メインカーの急な故障・作業中トラブルへの備え
現在所有している車はランドクルーザー80。年式も古く、普段から自分で改造や修理をしています。
そのため、
- 急な故障
- 修理・改造の途中で動かせない
- 必要な部品が足りず作業が中断
といった事態が起こり得ます。
そうなると、通勤はもちろん、部品を買いに行くことすらできなくなる可能性があります。車好きにとってはよくある話ですが、生活に直結する問題でもあります。
② 頼れる人が近くにいない生活環境
私は一人暮らしで、地元から離れて生活しています。
そのため、何かあっても家族や友人に気軽に頼ることができません。
「今日は車を出してもらえる?」が通用しない環境では、自分で完結できる移動手段を持っているかどうかが非常に重要になります。
③ 海に近い職場と“錆”の問題
職場が海に近いため、潮風による錆のリスクも無視できません。
ランクルのような年式の古い車は、錆対策にも気を使います。毎日の通勤で酷使するより、
- 通勤は気軽な足車
- ランクルはコンディションを保ちながら乗る
という使い分けができれば、精神的にもかなり楽になります。
④ 車を「資産・投資」に近い感覚で見ている人もいる
人によっては、車を単なる移動手段ではなく、
- 将来的な価値
- コンディション維持
- 走行距離を伸ばさない工夫
といった視点で所有している場合もあります。
そういった考え方をする人にとっても、セカンドカーは合理的な選択だと思います。
実際に起きた困りごと
ある日、ランクルのエンジンブロックの継ぎ目から泡のようなものが発生していることに気付きました。
ショップに相談したところ、
- ガスケット抜けの可能性
- 最悪の場合、オーバーヒートのリスク
があるとのこと。
現状、水温に大きな変化はなく走行はできています。しかし、
「いつエンジンがダメになってもおかしくない」
という不安を抱えたまま運転するのは、正直かなりのストレスです。
さらに修理を依頼しようとしたものの、
- ランクル専門店は年式の幅が広い
- 修理・メンテナンス待ちが多い
といった理由で「今は受けられない」と断られてしまいました。
結果として、しばらく“爆弾を抱えたまま”走るしかない状況に。
考えた対策
この状況を受けて、いくつかの対策を考えました。
1. 車に頼らなくても生活できる環境を作る
住む場所や生活スタイルによっては理想的な選択です。ただし、今すぐ実現できるものではないため、少しずつ改善していく方向。
(最終的にセカンドカーが不要になるなら、それが一番だとも思っています)
2. 足車(セカンドカー)を導入する
今後も同じようなトラブルが起こる可能性を考えると、
- 生活の足を確保
- メインカーを守る
- 精神的な余裕
という意味で、リスク分散として非常に現実的だと感じています。
費用についてはこれから検討ですが、最もバランスが良い選択肢です。
3. レンタカー・短期リースを使う
一見するとコストは抑えられそうですが、
- 故障時にレンタカーを借りに行けない
- リースは即日用意できない
といった問題があり、緊急時の解決策としては不安が残ります。
4. 車を乗り換える
これは正直、論外です。
この車が好きで乗っている人間として、
「不安だから手放す」という選択はありませんでした。
足車(セカンドカー)に求める条件
セカンドカーを導入すると決めたとしても、「何でもいい」というわけではありません。今回の経験から、私が足車に求める条件は次の通りです。
① とにかく信頼性が高いこと
メインカーがトラブルを抱えているときに乗る車なので、
- エンジンや駆動系が安定している
- 突然止まらない
この一点が最重要です。刺激やロマンよりも、確実に動くことを優先します。
② 気軽に運転でき、精神的に消耗しないこと
ランクルに乗るときは、
- 駐車場所
- 錆や傷
- 周囲の状況
など、どうしても気を遣います。
足車には、
- 傷がついても割り切れる
- どこにでも気軽に停められる
そんな“考えなくていい”気楽さを求めています。
③ 維持費が安く、部品が手に入りやすいこと
税金、保険、燃費、消耗品。
どれもランクルより軽く済む車が理想です。
また、
- 純正・社外部品が豊富
- 急ぎでも部品が手に入る
という点も重要です。足車が止まってしまっては本末転倒なので。
④ 通勤・買い出しに十分な実用性
派手さや走りよりも、
- 毎日問題なく通勤できる
- 部品や日用品を積める
この「普通に使える」という性能が何より大事です。
⑤ 最悪、手放しても後悔しにくいこと
足車は主役ではありません。
状況が変われば手放す可能性もあります。
そのため、
- 市場に玉数が多い
- 売却しやすい
といった条件も、現実的には重視しています。
私の結論と正直な気持ち
現時点での結論は、セカンドカー(足車)の導入。
今後も古い車に乗り続ける以上、似たようなリスクは避けられません。だからこそ、
- 気軽に運転できる
- 壊れても生活が止まらない
そんな車が一台あるだけで、心の余裕は大きく変わると思います。
正直なところ、
「何も考えずに気軽に運転できる車が欲しい」
これが一番の本音かもしれません。
おわりに
セカンドカーは誰にでも必要なものではありません。
ですが、
- 古い車に乗っている
- 自分で整備・改造をしている
- 車が止まると生活が止まる
こういった条件に当てはまる人にとっては、
**“贅沢”ではなく“備え”**になる選択肢だと思います。
この経験が、同じような悩みを持つ人の参考になれば嬉しいです。
